シグラド合同会社
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「うちの猫、私にはデレデレなのに…」その謎、解けます

家族にはごろごろと甘えるのに、来客には一目散に押し入れへ逃げ込む。
この「飼い主以外には塩対応」な現象、猫を飼っている人なら一度はヒヤリとした経験があるのではないでしょうか。
「うちの子、人見知りが激しすぎて…」と悩む声もよく見かけますが、実はこれ、猫の本能的な性質からくる、とても自然な行動です。
この記事では、なぜ猫が飼い主以外に塩対応になるのか、その理由と、焦らずなつかせるための具体的な方法をまとめました。

ひと目でわかる「猫の塩対応」の実態
猫の塩対応、数字で見るとこうなる
まず、猫の塩対応にまつわるポイントを数字でおさえておきましょう。
Q. そもそもなぜ猫は飼い主以外に冷たいの?


猫はもともと「単独行動」が基本の動物なので、見知らぬ存在を警戒するのは本能です。
犬のように群れで行動する動物と違い、猫は仲間に頼らず一匹で生き抜いてきた歴史があります。
そのため「初対面=安全かどうかまだわからない」という感覚がとても強く、警戒モードに入るのです。
加えて、生後2〜7週齢ごろの「社会化期」(いろんな人・音・環境に慣れていく時期)の経験が、その後の人への慣れやすさに大きく影響すると言われています。
この時期に多様な人と接してきた猫ほど、他人への警戒心が薄い傾向があります。
逆に、ほぼ飼い主だけと過ごしてきた猫は「飼い主=安心、他の人=未知の存在」という図式が強くなりやすいのです。



Q. 飼い主にはなぜあんなにデレデレなの?


飼い主が「安全な存在」として学習されているから、シンプルにこれに尽きます。
毎日ごはんをくれる。
撫でると気持ちいい。
怖いことが起きたときに近くにいてくれる。
猫はこうした「いい体験」の積み重ねで、特定の人間を「信頼できる存在」として認識していきます。
これを「正の強化」(良いことと結びついた記憶がその行動や感情を強める仕組み)と呼び、猫のなつき方はまさにこの原理で動いています。
つまり「特別に可愛がってきた自分だけ好かれる」のは、猫の本能と経験が組み合わさった結果。
飼い主の皆さん、自信を持ってください。



Q. 来客に「シャー!」ってするのは問題行動?


威嚇(いかく)は、猫にとって「怖いから近づかないで」というサインであり、それ自体は問題行動ではありません。
シャーと言ったり、体を丸めて毛を逆立てたりするのは、攻撃より先に「やめて」と伝えようとしている行動です。
むしろ心配なのは、威嚇を無視して無理に近づこうとする「人間側の行動」のほう。
- 猫が隠れたら追いかけない
- 「触りたい」より「猫のペース」を優先する
- 大声・急な動き・目を合わせすぎはNG
威嚇されたからといって猫を叱ったり、無理に抱っこしようとすると、不信感がさらに深まります。
「逃げ場を確保してあげること」が、信頼回復の第一歩です。



Q. 他の猫種と比べて「塩対応度」に差はある?
猫の「なつきやすさ」傾向(猫種別イメージ)
合計 目安 41ポイント
はっきり言うと、猫種によって人懐っこさには傾向の差があります。
ただし「個体差が大きい」という前提は常に必要です。






なつかせたい人が絶対に知っておきたい「攻略5ステップ」
猫に「この人は安全」と思わせる攻略ステップ
STEP1 存在に慣れさせる
同じ空間にいるだけでOK。無理に近づかず、猫が「いる」ことを確認できる距離を保つ
STEP2 声と匂いを覚えさせる
低めのトーンで静かに話しかける。自分の匂いがついたタオルを近くに置くのも効果的
STEP3 おやつ作戦を使う
猫が好きなおやつを遠くから静かに差し出す。手から食べてくれたら信頼度が大きくアップ
STEP4 「猫から近づいてきた」を待つ
猫が自分から近づいてきたときだけ触れる。こちらから追いかけない
焦りは禁物。
猫をなつかせるのは「信頼口座」に少しずつ貯金していくイメージです。
以下のステップを、来客でも家族でも「新しく信頼関係を築きたい相手」に応用できます。





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「実はこれがNG」なつかせようとして逆効果になる行動


がんばって仲良くなろうとしているのに、やり方が逆効果になっていることがあります。
猫のペースを守ることが、実は一番の近道です。



実際に猫と向き合ってきた人の声
一般的な傾向をもとに構成した声です。
猫となつき合うまでの実体験エピソードを集めました。
最初の3ヶ月はほぼ姿すら見せてもらえなかった子が、今はお腹を見せて寝てます。焦らず待ち続けたのが正解でした。
ずっと無視されていたのに、おやつを手で差し出したら初めて匂いを嗅ぎに来てくれた瞬間、感動しすぎて泣きそうになりました。
目を合わせないで横向きに座っていたら、向こうから来てくれた。まさか「無関心を演じる」が正解だったとは思わなかったです。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
「塩対応でも大丈夫」な猫との付き合い方


なつかせることばかりに集中すると、どこかで猫にも人間にも無理が生じます。
猫は「好きな人には全力で愛情を注ぐ」という特性を持つ動物です。
飼い主以外には塩対応であっても、それはその猫にとって自然な姿。
無理に万人受けさせようとしなくていいのです。
焦らず、猫が「この人は安心だ」と思うタイミングを待つ。
それが一番です。
猫の「理解不能な行動」に笑って共感できる記事もあわせてどうぞ。
猫という生き物の奥深さを、もう少し楽しく掘り下げられます。


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よくある質問
「なつかせたい」と思っている人からよく寄せられる疑問をまとめました。
成猫でも人になつかせることはできますか?
できます。時間はかかりますが、成猫でも「安全な体験」を積み重ねることで信頼関係を育てることは十分可能です。子猫より時間がかかる傾向がありますが、焦らず向き合うことが大切です。
来客が来るたびに猫が逃げてしまいます。慣れさせる方法はありますか?
来客に「猫を追いかけない・無理に触ろうとしない」をお願いするのが最初の一歩です。来客がおやつを手に持ってただ座っているだけで、猫の方から近づいてくることもあります。
猫種によってなつきやすさは変わりますか?
傾向はあります。ラグドールやメインクーンは比較的人懐っこいと言われ、ロシアンブルーやシャルトリューは警戒心が強めの傾向があります。ただし個体差が大きいため、猫種だけで判断しないことが重要です。
猫が塩対応なのは飼い主のせいですか?
基本的にはそうではありません。猫の社会化期の経験や元々の気質が大きく関係しています。飼い主さんが十分に愛情をかけていても、他人への警戒心が強い猫はいます。自分を責めすぎないでください。
おやつを使ってなつかせる方法、効果はありますか?
効果的です。ただし「おやつをくれる人=安全」という学習は時間をかけて行うものです。いきなり手渡しせず、最初は遠くから床に置く→少しずつ手に近づける、という段階を踏むと成功しやすいです。
まとめ:猫の塩対応は「本能」、攻略のカギは「待つ力」
猫が飼い主以外に塩対応なのは、単独行動の本能と、これまでの経験が作り出した自然な反応です。
見知らぬ存在を警戒することは、猫にとって生き残るための知恵。
だからこそ、信頼を勝ち取れたときの喜びはひとしおです。
攻略のポイントをおさらいすると、
- 猫のペースを尊重し、絶対に追いかけない
- おやつを使って「この人=いいことがある」と学習させる
- 目を合わせすぎず、横向きや無関心の姿勢で安心させる
- 逃げ場(高い場所・隠れ場所)を確保してあげる
焦らず、猫のタイミングを信じることが最大の攻略法です。
猫種によって警戒心の強さが変わることも頭に置いておくと、より対策が立てやすくなります。
ロシアンブルーの塩対応の実態や、ラグドールのような人懐っこい猫種の特徴も、よかったらあわせて読んでみてください。









