シグラド合同会社
「犬猫百貨店」はシグラド合同会社が運営する、犬・猫との暮らしに役立つ情報を発信する総合メディアです。
掲載している記事は、公開前に運営チームによる事実確認・編集を経たうえで公開しています。犬種・猫種図鑑からお出かけ情報、グッズ選びまで、愛犬・愛猫との暮らしに役立つ情報をできるだけ具体的にお届けすることを大切にしています。
「大きすぎる」は本当? ニューファンドランドに会って驚いたこと

体重60kgを超えることもある超大型犬なのに、「史上最もやさしい犬のひとつ」と評されるニューファンドランド。
そのギャップに、はじめて出会った人は驚くことが多いと言います。
SNSでは「まるで熊みたい」「うちのソファが…」という声と、「こんなに穏やかな犬種は初めて見た」という声が同時に流れてくる不思議な犬種です。
見た目のインパクトと、実際の性格のやわらかさのズレが、この犬の一番の面白さかもしれません。
この記事では、ニューファンドランドの性格・飼い方・毎月かかるコストまで、飼う前に知っておきたいことをまとめました。
「気になっているけど、うちで飼えるか不安」という方はぜひ最後まで読んでみてください。




ひと目でわかるニューファンドランドの基本データ
ニューファンドランド 基本データひと目でチェック
まずは基本的なスペックをざっとご確認ください。
飼育を検討するうえで、特にサイズ感とお手入れ頻度は早めに把握しておくのがおすすめです。
「穏やかな熊」と呼ばれる理由——本当の性格を知る


ニューファンドランドは、カナダのニューファンドランド島で漁師の作業犬として活躍してきた犬種です。
水への親和性が高く、溺れている人を救助したという歴史的な記録も残っています。
「水難救助犬」として知られる一面は、意外と知られていません。
性格面では、子どもへの優しさが特筆されます。
「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨人)」とも呼ばれるほど、攻撃性が低く、小さな子どもに対しても落ち着いて接する傾向があります。
乱暴に扱われても怒りにくいと言われますが、それでもストレスには配慮が必要です。
知能が高く、飼い主への忠実さも強い犬種です。
独立心よりも家族と一緒にいることを好む傾向があり、長時間の留守番が苦手な子が多いと飼い主さんたちは口をそろえます。
「大型犬だから一人でも平気」というのは、この犬種には当てはまりません。






被毛の特徴と毎週のお手入れ——思った以上に手がかかります
月々のお手入れコスト目安(プロトリミング含む)
合計 目安 13,000円
ニューファンドランドの被毛(毛)は、防水性に優れたダブルコート構造です。
「ダブルコート」とは、短くて密な内側の綿毛(アンダーコート)と、長くて水をはじく外側の毛(トップコート)の2層構造になっているもの。
防寒・防水に強い反面、抜け毛と毛玉ができやすいというデメリットがあります。
季節の変わり目(春・秋)には換毛期(毛の生え替わりの時期)を迎え、このタイミングはとくに抜け毛が増えます。
換毛期以外でも週3〜4回のブラッシングが理想的で、手を抜くとあっという間にもつれ(毛玉)が生じます。
耳の中や足の裏、脇の下など、毛が集まりやすい部位は特に念入りにチェックするのがポイントです。






飼育コストのリアル——フード代だけじゃない月々の出費
超大型犬の月々の主なコスト比較(目安)
ニューファンドランドを飼うにあたって、正直に言ってコストは覚悟が必要です。
体が大きい分、すべての費用がスケールアップします。
月々の合計は4万〜8万円程度になるケースも多く、大型犬の中でも上位の出費規模です。
ペット保険については補償内容と月額の比較記事も参考にしてみてください。
また、ベッド・サークル・リードなどのグッズも大型犬専用サイズが必要で、初期費用もかさみます。
長期的な視点で家計を考えてからお迎えするのが安心です。


これだけ存在感のあるニューファンドランドの姿を、ずっと残しておきたいと思う方も多いはず。私たちが運営するオーダーメイド刺繍のお店では、愛犬の写真から世界に一つだけの刺繍作品を制作しています。
🎁 今なら公式LINE登録で20%OFF
多摩の刺繍屋 オンラインストアを見る →
ニューファンドランドvsバーニーズ——どちらがあなたに合う?
ニューファンドランド
- 体重45〜70kgと極めて大きい
- 黒・茶・白黒など比較的シンプルな毛色
- 水が大好き・泳ぎが得意
- 単色被毛で抜け毛は多め
バーニーズマウンテンドッグ
- 体重35〜55kg程度
- 三色(黒・白・茶)の美しい被毛
- 山岳地帯の作業犬ルーツ
- 抜け毛多め・寒さに強い
超大型の長毛犬として、バーニーズマウンテンドッグと比較されることがよくあります。
どちらも穏やかで家族に深い愛着を持つ犬種ですが、いくつかの点で違いがあります。



見落とされがちな注意点——正直に話します


ニューファンドランドは穏やかな犬種ですが、飼い始める前に正直に知っておいてほしいことがあります。
- よだれが多い:口周りの皮膚が垂れているため、よだれがかなり多い傾向があります。床や服につくことを覚悟しておきましょう。
- 暑さが苦手:分厚いダブルコートで熱がこもりやすく、夏場は熱中症リスクが高まります。エアコン管理は必須です。
- 住環境の広さが必要:体が大きいため、狭い部屋では犬自身にストレスがかかりやすいです。マンション飼育はほぼ不可能ではないですが、かなりの広さが必要になります。
- 引っ張り癖の危険性:子犬のうちからリードマナーを徹底しないと、成犬になってから制御が難しくなります。体重60kgの犬に引っ張られると、大人でも転倒するリスクがあります。
- 関節の問題が出やすい:体重が重いため、股関節形成不全(股関節の発育異常)などの整形外科系の問題が出やすい犬種です。定期的な健康チェックが大切です。






こんな声も寄せられています
ニューファンドランドの飼い主さんたちから聞かれる、一般的な傾向をもとに構成した声を紹介します。
よだれと抜け毛には慣れましたが、この子のそばにいるだけで本当に心が落ち着きます。うちの子より穏やかな生き物は見たことがありません。
3歳の娘が多少乱暴に触っても、ぜんぜん怒らない。子どもへの優しさは本当に特別だと思います。ただ、ソファはすぐに犬専用になりました(笑)。
飼う前に一戸建てへの引越しを決めました。それくらい住環境は大事だと思います。フード代は想像より高かったですが、後悔はゼロです。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
ニューファンドランドが向いているお家・向いていないお家


この犬種との生活が本当に楽しくなる環境と、逆に難しくなる環境を正直に並べました。
グレートデンの飼い方と住環境についての記事も合わせて読むと、超大型犬を迎えるうえでの判断材料が増えると思います。
お迎えから慣らしまで——はじめの一歩の進め方
ニューファンドランドをお迎えするまでの流れ
STEP1 住環境の確認
十分なスペースとエアコン環境を整える。床の滑り止めマットも必須
STEP2 大型犬対応のグッズ準備
ベッド・サークル・大型犬用ハーネス・食器など専用サイズを揃える
STEP3 ブリーダーや保護団体への相談
信頼できるブリーダーまたは大型犬の保護団体を探してじっくり話す
STEP4 子犬期のしつけ・社会化を最優先
小さいうちから人・音・他の犬に慣らす社会化トレーニングを徹底する
ニューファンドランドを迎えるまでのステップをざっとまとめました。
大型犬は準備期間が特に重要です。
子犬のうちに正しい習慣を身につけさせることが、長く平和に暮らすための基盤になります。
なお、大型犬のハーネスとカラーの選び方は事前に確認しておくと安心です。


ちなみに私たちは、愛犬の写真からオーダーメイドで刺繍を制作するお店も運営しています。大きくて存在感のあるニューファンドランドの姿は、刺繍にすると本当に迫力があります。
🎁 今なら公式LINE登録で20%OFF
多摩の刺繍屋 オンラインストアを見る →
よくある質問
ニューファンドランドについてよくいただく質問をまとめました。
初心者でもニューファンドランドは飼えますか?
性格は穏やかですが、体が大きく日々のお手入れ・しつけ・費用の負担が大きいため、大型犬の飼育経験がない場合はかなりの覚悟が必要です。トレーナーへの相談を並行して進めることを強くおすすめします。
マンションでも飼えますか?
飼えなくはありませんが、十分な広さ・防音・ペット可物件であることが前提です。狭い部屋ではストレスがかかりやすく、よだれや抜け毛による汚れも管理しきれなくなる場合があります。
子どもや他のペットとうまくやれますか?
子どもへの穏やかさはこの犬種の特徴のひとつです。他のペットとも比較的相性がよい傾向がありますが、子犬期からの社会化トレーニングが前提となります。
暑さへの対策はどのくらい必要ですか?
分厚い被毛のため、夏場の熱中症リスクはとても高いです。エアコン管理はほぼ必須で、散歩は涼しい早朝や夜間に限定するなど、夏の対策には特に気を使ってください。
平均寿命はどのくらいですか?
超大型犬であるため寿命はやや短く、8〜10年前後が目安とされています。股関節や心臓の疾患が出やすい犬種でもあるため、定期的な健康診断とペット保険の加入を検討してください。
それでもニューファンドランドに惹かれるなら——最後に


ここまで読んでくれた方なら、ニューファンドランドが「ただ穏やかなだけの大型犬」ではないことは伝わったと思います。
費用も手間も、想像以上にかかる犬種です。
でも、それを差し引いてもなお「この子と暮らしたい」と思えるなら、それはきっと本物の縁だと思います。
飼い主さんたちの声を見ていると、ニューファンドランドと暮らしている人たちの満足感はとても高く、「手間がかかる分だけ、一緒にいる時間が濃い」という言葉がとても印象に残ります。
超大型犬との暮らしは大変だけど、それと引き換えに得られるものも大きい。
そんな犬種です。
ペットと泊まれる宿の選び方やバーニーズマウンテンドッグとの比較も参考にしながら、じっくり検討してみてください。












