シグラド合同会社
「犬猫百貨店」はシグラド合同会社が運営する、犬・猫との暮らしに役立つ情報を発信する総合メディアです。
掲載している記事は、公開前に運営チームによる事実確認・編集を経たうえで公開しています。犬種・猫種図鑑からお出かけ情報、グッズ選びまで、愛犬・愛猫との暮らしに役立つ情報をできるだけ具体的にお届けすることを大切にしています。
「おとなしそう」と思って迎えたら、想像と全然違った犬だった

プロット・ハウンドを「なんとなく穏やかそうなハウンド系の犬かな」と思って調べ始めた方は、きっと途中で目が丸くなると思います。
実はこの犬、アメリカで数百年にわたって熊やイノシシを相手に狩りをしてきた、かなり骨太な歴史を持つ猟犬なんです。
北カロライナ州の州犬にも指定されているほど、アメリカでは知名度の高い存在。
でも日本ではまだとてもレアで、「見たことがない」という方がほとんどのはず。
だからこそ、迎える前に「この犬が家庭でどう変わるのか」をしっかり知っておくことが大切です。
この記事では、プロット・ハウンドの性格・飼い方・お手入れ・しつけの難しさまで、正直にまとめました。




ひと目でわかるプロット・ハウンドの基本データ
プロット・ハウンド 基本データ早見
まずは数字で全体像を把握しましょう。
細かい解説は後のセクションで順番に触れていきます。
「狩猟犬」が家に来るとこうなる――プロット・ハウンドの本当の性格


プロット・ハウンドは、一言でいうと「芯が強くて、愛情深い」犬です。
家族に対してはとても忠実で、子どもとも仲良くなれる傾向があります。
ただしその一方で、もともと単独や少数で獲物を追い続けてきた犬なので、自分で判断して動く自立心の強さが根っこにあります。
散歩中に面白いにおいを見つけると、飼い主の声が一瞬聞こえなくなるくらい集中してしまうことも。
「呼んでも来ない」「引っ張りが強い」という声はプロット・ハウンドの飼い主さんの間でよく聞かれます。
知らない人や犬に対してはやや慎重で、最初はじっと観察するタイプ。
でも慣れると打ち解けやすく、馴染んでしまえばフレンドリーに接してくれます。
吠え声はハウンド特有の大きく響くバウ音で、アパートやマンションでは音量的に悩みになりやすい点も正直に触れておく必要があります。






見た目の特徴と毛色のバリエーション
プロット・ハウンドの毛色バリエーション(目安)
合計 目安 100割合(イメージ)
プロット・ハウンドは筋肉質でしっかりとした体つきをした中〜大型犬です。
体高はおよそ51〜61cm、体重は20〜25kg前後が一般的。
がっしりしているわりに動きは軽快で、山岳地帯での狩りに適した引き締まったシルエットをしています。
被毛(毛)は短く密で、光沢があります。
週に1〜2回ブラッシングする程度でOKで、お手入れの手間は比較的少なめ。
換毛期(毛が季節の変わり目に大量に抜け替わる時期)もありますが、長毛種に比べれば管理しやすいと言えます。
毛色はブリンドル(虎柄模様)が代表的で、この犬種を一番象徴する柄です。
以下に代表的なカラーバリエーションをまとめました。






迎える前に必ず知っておきたい、見落とされがちな注意点


プロット・ハウンドの魅力は確かに大きいのですが、正直に言うと初心者には難しい犬種だと思っています。
以下の点は、迎えてから「こんなはずじゃなかった」にならないために、必ず事前に確認してほしい内容です。
「大型犬で運動好き」なら何でも飼えると思っている方も、この犬の「においへの執着」と「吠え声の強さ」は別途対策を考える必要があります。
また、プロット・ハウンドは猫や小動物に対して強い追いかけ本能を持つ場合があります。
他のペットと一緒に暮らしている場合は、多頭飼いへの適性をブリーダーに確認することをおすすめします。
共働きで犬を飼う場合の留守番適性については、こちらの記事も参考にしてみてください。



プロット・ハウンドを迎えるための5つのステップ
プロット・ハウンドお迎えまでの流れ
🐾 STEP1 信頼できるブリーダーを探す
国内流通が少ないため、海外ブリーダーとのやりとりも視野に入れて早めに動く
🐾 STEP2 住環境を見直す
広い庭か近くに走れる公園があるか、吠え声への対策が取れる環境かを確認する
🐾 STEP3 トレーニング計画を立てる
迎える前から、基本コマンドとリコール(呼び戻し)の練習方法を学んでおく
🐾 STEP4 お迎え・慣らし期間
最初の2〜4週間は静かな環境で過ごさせ、新しい家のにおいや音に慣れさせる
「それでも迎えたい!」という方へ。
準備と順序をしっかり踏めば、この犬との暮らしはとても充実したものになります。
迎える前〜慣らし期間まで、大切なポイントを整理しました。


プロット・ハウンドのような個性的な犬の姿を、世界に1つだけの刺繍アイテムとして残してみませんか。私たちが運営するオンラインストアでオーダーを承っています。
多摩の刺繍屋 オンラインストアを見る →
プロット・ハウンド飼い主さんのリアルな声


プロット・ハウンドの飼い主さんや、ハウンド系大型犬を飼った経験のある方の一般的な声をもとに構成しています。
個体差がありますので、あくまで参考としてお読みください。
アメリカにいたときに出会って一目惚れしました。帰国後に日本で迎えるまで2年かかりましたが、その価値はありました。家では本当に穏やかで、子どもとじゃれ合う姿がたまらないです。ただ散歩中のにおい追跡は今もコントロールに苦労しています。
友人のプロット・ハウンドと会ったことがあります。ラブラドールより「自分の意志」がはっきりしている印象で、おいでと呼んでも来ないことが多かったです。でも慣れた人にはとても愛嬌を見せていました。
ハウンド系は「服従」より「協力」という感覚でトレーニングするのがコツです。プロット・ハウンドも同じで、ごほうびで動機付けしながら少しずつ積み重ねていくと、しっかり応えてくれます。急かさないことが大切。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
こんな人・こんな環境なら、プロット・ハウンドと最高の相性になれる


プロット・ハウンドは「誰にでも向いている犬」ではありません。
でも、合う人にはこれ以上ないくらいよきパートナーになってくれる犬でもあります。
正直なことをいうと、このリストを見て「ほとんど当てはまる」と感じた人だけに迎えてほしい犬種だと思っています。
それくらい「向き不向き」がはっきりしています。
ただ、合う人にとっては毎日が冒険のように楽しくなる相棒になってくれるはずです。
似たような「意志の強いハウンド系」が気になる方には、サルーキの性格・飼い方ガイドやブラッドハウンドの性格・飼い方ガイドも参考にしてみてください。
それぞれ個性がかなり違うので、比べて読むと面白いです。
日々のお手入れと健康管理――短毛でも油断禁物なポイント


プロット・ハウンドは短毛なので、お手入れは比較的シンプルです。
でも「お手入れが楽」と「何もしなくていい」は違います。
以下の項目を定期的に行うことが、健康維持につながります。
特に耳のケアはプロット・ハウンドの飼い主さんが最も気をつけるべきポイントです。
垂れ耳の犬は耳の中が湿りやすく、気づかないうちに耳垂れや悪臭が出始めていることがあります。
週1回のチェックを習慣にしておくと安心です。
また、ハウンド系の犬は関節への負担が蓄積しやすい傾向があります。
フローリングで滑りやすい犬への対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
室内環境を整えることで、関節への負担をかなり減らせます。






よくある質問
プロット・ハウンドについてよく聞かれる質問をまとめました。
プロット・ハウンドは日本で入手できますか?
国内での繁殖・流通は非常に少なく、専門のブリーダーを見つけるのは難しい状況です。海外(主にアメリカ)のブリーダーから迎えるケースもありますが、輸送・検疫の手続きが必要になります。時間と費用に余裕を持って探し始めることをおすすめします。
マンションでも飼えますか?
難しいというのが正直なところです。吠え声がハウンド特有の大きく響くタイプで、毎日の十分な運動スペースも必要なため、集合住宅での飼育は近隣環境や設備の面でかなりのハードルがあります。一戸建てや郊外の環境が向いています。
他の犬や猫と一緒に暮らせますか?
個体差はありますが、追いかけ本能が強い犬なので猫や小動物との同居には注意が必要です。子犬期から一緒に育てた場合は慣れやすい傾向がありますが、成犬になってから新たに他のペットを迎える場合は慎重に慣らしていく必要があります。
寿命はどれくらいですか?
プロット・ハウンドの平均寿命はおよそ12〜14年とされています。大型犬としては比較的長く、遺伝性疾患の報告も少ない健康的な犬種です。ただし関節疾患(股関節形成不全など)には注意が必要です。
初心者でも飼えますか?
正直に言うと、犬の飼育経験がある方向けの犬種です。自立心が強く、しつけに根気と知識が必要なため、初めて犬を迎える方にはハードルが高め。どうしても迎えたい場合は、プロのトレーナーのサポートを早めに取り入れることをおすすめします。
まとめ:プロット・ハウンドは「覚悟できた人」の最高の相棒


プロット・ハウンドは、見た目のかっこよさと家族への愛情深さが魅力の犬種です。
でもその裏に、毎日の十分な運動・根気のいるしつけ・耳のケアなど、それなりの覚悟が必要なことも確かにあります。
「難しい」と書きましたが、それはこの犬を大切に扱いたいからこそ。
合う環境と合う飼い主がいれば、これほど誠実で頼もしいパートナーはなかなかいないと思っています。
日本ではまだ出会える機会が少ない犬種ですが、もし一度プロット・ハウンドと目が合う機会があったら、その存在感にきっと引き込まれるはずです。
迎えることを真剣に考えている方は、まず信頼できるブリーダーとじっくり話すことから始めてみてください。
似た「自立心の強いハウンド系」が気になる方は、吠えない古代犬・バセンジーの性格・飼い方ガイドもあわせて読んでみてください。
ハウンド系の多様さを感じてもらえると思います。


大切なわが子の姿を、ずっと残しておきたい方へ。私たちのオンラインストアでは、お写真から世界に1つだけの刺繍アイテムをお作りしています。
プロット・ハウンドのようなレアな犬種も、もちろんご対応しています
多摩の刺繍屋 オンラインストアを見る →









