シグラド合同会社
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「また毛が…」換毛期に飼い主が共感しすぎる10のあるある

床に積もる毛、服についた毛、なぜかごはんの中にも入っている毛。
換毛期(かんもうき)とは、季節の変わり目に合わせて犬や猫が古い被毛(ひもう)を抜け落として新しい毛に生え変わる時期のことです。
春と秋の年2回が多く、まるで「脱皮」のように大量の毛が抜けます。
特にダブルコート(上毛と下毛の2層構造を持つ被毛)の犬種・猫種は、その量がとにかく尋常ではありません。
「ブラッシングしたのに翌日また山盛り抜けた」という声は、飼い主さんなら一度は経験しているはずです。
今回はそんな換毛期に毛が爆発しやすい犬種・猫種の「あるある」を10個厳選しました。
共感しすぎて笑えるものから、「これってうちだけじゃなかったんだ」と安心できるものまで、ぜひ読んでみてください。




換毛期あるある10選をひと目でチェック


まずは換毛期の「あるある度」を数字で整理しておきます。
これだけ見ておけば記事全体の流れがつかめます。
あるある①〜④:「これってうちだけ?」な日常のあの瞬間


まずは「わかりすぎる」日常編から。
換毛期の飼い主さんなら必ず一度は経験したことのある4つのあるあるです。
- ① 床がもふもふ 掃除機をかけた10分後にはもう毛が積もっている。「掃除した意味は…?」と虚無になる。
- ② 全身コーデが台無し 出かける直前に黒いコートを着たら全身が毛だらけに。ころころ(粘着ローラー)が手放せない生活が始まる。
- ③ ブラッシングが終わらない 「今日こそ全部取り切ったぞ」と思ったら翌朝また山盛り。終わりが見えないトンネル状態に突入する。
- ④ 空気中に毛が浮いている 光の当たり方によっては毛が宙を舞っているのが見える。食事中に気づくと少しだけ心が折れる。
特に①と③は、柴犬・コーギー・ゴールデンレトリバー・サモエドなどのダブルコート犬種の飼い主さんから圧倒的に多く聞こえてくる声です。






あるある⑤〜⑦:毛が爆発しやすい犬種・猫種ランキング的な話
換毛期の「毛量」は犬種・猫種によって本当に差があります。
特に覚えておきたい子たちをまとめました。
- サモエド・シベリアンハスキー ダブルコートの代表格。換毛期は綿のかたまりのような毛が次々と抜けます。抜け毛でチョークアート風のアートが作れると海外でバズったこともあるほどです。サモエドの換毛期やお手入れについては完全ガイドで詳しく解説していますので、飼っている方や検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
- 柴犬・秋田犬 日本犬はほぼ全員ダブルコート。「日本の気候に適した被毛」ゆえに換毛期の抜け量もしっかりと多いです。
- ゴールデンレトリバー・ラブラドール 毛が長いうえに量も多く、抜け毛が部屋の隅でいつの間にかひとつのかたまりになっています。
- コーギー(ウェルシュ・コーギー) 小型〜中型犬ながら抜け毛量は大型犬に匹敵するとも言われています。「コーギー砂」という造語が生まれるくらい換毛期の量がすごいです。
- 猫(ノルウェージャンフォレストキャット・メインクーン・ラグドール) 長毛種の猫も換毛期は相当な量です。ブラッシングをさぼると毛が絡まって毛玉になりやすく、飲み込むと体に負担がかかる場合もあります。






あるある⑧〜⑩:地味にきつい「換毛期の精神的ダメージ」編


体力的な疲れより、精神的にじわじわくるあるあるもあります。
これ、わかる人にはめちゃくちゃわかるはずです。
- ⑧「終わった」のフラグ 「今週でやっと換毛期が終わったかも」と思った翌日に過去最大量が抜ける。希望は打ち砕かれる。
- ⑨ 来客への申し訳なさ 友人が来る直前にどれだけ掃除しても毛が残る。「うちの子の毛です、すみません」が口癖になる。
- ⑩ 愛おしさは消えない 大量の毛に嘆きながら、ブラッシング中に気持ちよさそうにしている顔を見て全部許してしまう。これが換毛期の最大のあるある。
大変なのに嫌いになれない。
それが換毛期と共に生きる飼い主の宿命です。
ゴールデンレトリバーの飼い主あるあるも、笑えるエピソード満載でまとめています。
換毛期ネタも登場するのでぜひご覧ください。






やってはいけない!換毛期NGケア4選
換毛期に「早く終わらせたい」と焦ってやりがちなケアの中に、実は逆効果・危険なものが混じっています。
- ハサミで毛を切る ダブルコートの犬種をハサミやバリカンで短く刈ると、下毛(アンダーコート)の生え変わりサイクルが乱れ、毛質が変わってしまう「コートダメージ」が起きる場合があります。
- 力任せのブラッシング 毛が引っかかるからといって力を入れすぎると皮膚を傷つけます。特に毛が絡まっている部分はゆっくりほぐすことが大切です。
- シャンプーしすぎ 「毛が早く抜けるかも」と頻繁にシャンプーするのは皮膚の乾燥につながります。換毛期だからといって洗いすぎは禁物です。
- 放置しすぎ 猫の場合、抜け毛をブラッシングしないでいると自分でグルーミングしたときに毛を大量に飲み込み、毛球症(もうきゅうしょう:胃や腸に毛が詰まる症状)のリスクが上がります。
「自然に任せれば大丈夫」と思いがちですが、特にコートダメージのリスクは意外と知られていません。
なお、抜け毛が少ない犬種についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
「換毛期に疲弊したので次はシングルコートの子を」と考えている方にも参考になります。






換毛期ブラッシング、正しい手順はこれ


「毎日ブラッシングしているのに全然減らない」という方は、順番や道具が合っていない可能性があります。
基本の4ステップを確認してみてください。
- STEP 1:スリッカーブラシで全体をとかし、浮いた抜け毛をザッと取り除く
- STEP 2:コーム(目の細かいくし)で毛の絡まりをほぐしながら細かい抜け毛を取る
- STEP 3:ファーミネーター(アンダーコート専用ブラシ)で下毛を集中的に取り除く(週1〜2回程度が目安)
- STEP 4:仕上げにコームで全体を整えて完了
スリッカーとコームを両方使うのがポイントです。
また、ファーミネーターは使いすぎると皮膚が傷つく場合があるため、週1〜2回という頻度を守ることが大切です。
換毛期の「これどうするの?」よくある質問
換毛期について飼い主さんからよく寄せられる疑問をまとめました。
- Q. 換毛期はいつ始まって、いつ終わるの?
一般的には春(3〜5月)と秋(9〜11月)の年2回が多いです。期間は犬種・個体・生活環境によって異なりますが、3〜8週間続くことが多いと言われています。室内飼いの場合は季節感が薄れ、年中少しずつ抜け続けるケースもあります。 - Q. 猫もダブルコートで換毛期がある種類はいるの?
はい、長毛種のノルウェージャンフォレストキャット・メインクーン・ラグドールなどはダブルコートで換毛期の抜け毛が多い傾向があります。短毛種のアメリカンショートヘアなども換毛期には抜け毛が増えます。 - Q. シングルコートの犬種は換毛期がないの?
シングルコートの犬種(トイプードル・マルチーズ・ビションフリーゼなど)は下毛がないため、換毛期の大量脱毛はほとんどありません。ただし毛が伸び続けるため、定期的なトリミングは必要です。 - Q. 換毛期に抜け毛が急に増えた。病気の可能性はある?
季節性の換毛期の抜け毛は自然な現象ですが、換毛期以外の時期に急に大量に抜けたり、皮膚が赤くなったり、円形に抜ける部分が出たりした場合は皮膚疾患や内分泌系の病気が原因のこともあります。気になる場合はかかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。 - Q. 換毛期中のご飯(食事)で気をつけることはある?
被毛の健康に関わるオメガ3・オメガ6脂肪酸を含むフードは、換毛期の毛ツヤ維持に役立つとも言われています。また猫は換毛期に毛球症対策として「ヘアボールコントロール」タイプのフードを選ぶ選択肢もあります。
まとめ:毛との戦いは「愛の証拠」です


換毛期のあるあるを10個紹介してきましたが、結局のところ、毛が大量に抜ける犬種・猫種ほど「一緒にいる時間の密度」が濃い気がします。
毎日ブラッシングして、毛を集めて、掃除して。
それだけ近くに寄り添っているということです。
改めて整理すると、換毛期を乗り越えるポイントはシンプルです。
- ダブルコートの子は毎日ブラッシング(スリッカー→コームの順)を習慣にする
- ハサミやバリカンでの自己流カットは避ける
- 猫は毛球症対策として定期的なブラッシングを忘れずに
- 変な抜け方(円形・皮膚の赤み)が続くときは獣医師に相談する
「もう毛だらけでいやだ!」と思う日も、ブラッシング中の気持ちよさそうな顔を見たら全部許してしまう。
そのくり返しが換毛期との共存です。
柴犬・秋田犬の換毛期の多さについては、秋田犬vs柴犬の徹底比較記事でも触れていますので、ぜひ読んでみてください。











