シグラド合同会社
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時速60kmで走る犬が、家ではソファ専有マシンになる件

ウィペットを初めて見た人の第一印象は、たいてい「細すぎない?大丈夫?」です。
肋骨が透けて見えそうなほどスリムな体、大きな目、薄い短毛。
どこからどう見ても繊細な芸術品のような犬です。
ところが、走らせてみると話が変わります。
最高時速は約60km。
中型犬でありながら、サイトハウンド(視覚で獲物を追う猟犬)としてはグレイハウンドに次ぐスピードを誇ると言われています。
そしてさらに意外なのが、家に帰ってきた瞬間。
ウィペットはソファに倒れ込み、飼い主にぴったりくっついて、そのまま数時間でも動きません。
「外では爆走、家では甘えん坊の毛布」——これがウィペットの、正直なリアルです。



ウィペットの基本スペックをひと目でチェック
ウィペットの基本スペック
お迎え前に確認しておきたい基本情報を、まずまとめました。
ウィペットの「本当の性格」——甘えん坊とスピードの二面性


ウィペットの性格を一言で言うなら、「オフの切り替えが天才的な犬」です。
屋外では本能が全開になる瞬間があります。
動くものを目で追って、全力疾走するスイッチが入ることも。
でも家に帰れば、驚くほど穏やかです。
飼い主へのべったり度はかなり高く、SNSでもウィペット飼いさんから「気づいたら膝の上に乗ってた」「ソファを9割占領されている」という声をよく見かけます。
吠え癖は比較的少なく、番犬としての気質は薄め。
見知らぬ人にはシャイで慎重な面が出ることも多いそうです。
攻撃性はほぼなく、子どもや他の犬とも比較的穏やかに接する傾向があります。
ただし、猫や小動物に対しては猟犬本能が出ることがあるので、多頭飼いの際は慎重に慣らすことが大切です。






見た目の特徴——あのシルエットはどこから来ているのか
ウィペットの主な毛色バリエーション(目安)
合計 目安 6種類
ウィペットのシルエットを構成するのは、いくつかの独特なパーツです。
- アーチを描く背中ライン: 腰のあたりが緩やかに盛り上がり、横から見ると美しい曲線を描きます
- ローズイヤー(バラ耳): 耳の先端が後ろ外側に折れた独特の形。薄くて繊細な耳です
- ディープチェスト: 胸が深く、肋骨が発達。心肺機能の高さを支える構造です
- 細くしなやかな四肢: 皮下脂肪が少なく、筋肉の動きが外から見えるほど
毛色のバリエーションは豊富で、以下のように多彩です。





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多摩の刺繍屋 オンラインストアを見る →ウィペットvsサルーキ——似ているようで全然違う
ウィペット
- 中型(体重12〜18kg)
- 抜け毛少なめ・短毛
- 家では超甘えん坊
- 比較的しつけやすい
- 吠え癖は少なめ
サルーキ
- 中〜大型(体重14〜25kg)
- 長毛・絹のような被毛
- 独立心が強く気まぐれ
- 頑固でしつけに根気が必要
- 静かで表情が読みにくい
「ウィペットとサルーキって何が違うの?」という声は意外と多いです。
どちらも細身でスラリとしたサイトハウンド系ですが、特性はかなり異なります。






知っておかないと後悔する、ウィペット飼育の注意点


ウィペットは比較的飼いやすい部類ですが、見落としやすい落とし穴がいくつかあります。
とくに「麻酔感受性」については、かかりつけの動物病院に事前に伝えておくことが本当に大切です。見落とすと取り返しのつかないことになるので、ここは絶対に頭に入れておいてほしいです。


ウィペット飼い主さんの声
一般的な傾向をもとに構成した声です。
実際の飼い主さんたちから聞こえてくるリアルな感想を集めました。
外では走る走る、家では膝から離れない。この二面性が面白くて、もう1頭ほしくなってます。
冬の寒さ対策は想像以上でした。服を3枚用意したのに、全部すぐ必要になって。皮下脂肪がない犬種ってこういうことか、と実感しています。
走りたい衝動が強いので、ドッグランで思い切り走らせてあげると、帰宅後はぐっすり。メリハリのある生活が大事だと思います。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
ウィペットが「合う人」と「合いにくい人」を正直に


編集部として正直に言うと、ウィペットは「なんとなく可愛いから」という理由だけでお迎えするには、少し準備が必要な犬種だと思っています。
逆に、マンション住まいでも運動時間さえ確保できれば十分に暮らせると言われています。
吠え声が少なく、室内では穏やかなので、集合住宅との相性は悪くありません。
マンションで飼いやすい犬種についてはこちらの記事でまとめています。
ウィペットと他の犬種を比べながら検討する際の参考にどうぞ。


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ウィペットお迎えまでの流れ
STEP1 ブリーダー・保護団体を探す
信頼できるブリーダーや保護団体に問い合わせ。見学で親犬の性格も確認する
STEP2 環境・グッズを準備
服・ベッド・ハーネス・フードを事前に用意。寒さ対策は季節を問わず念頭に
STEP3 慣らし期間(最初の2週間)
新しい環境に緊張しているので、静かに見守る。無理に触らず距離感を大切に
STEP4 運動ルーティンを作る
朝夕30分ずつの散歩を習慣化。週1〜2回はドッグランで思い切り走らせると安定する
ウィペットを迎える前に、最低限これだけは揃えておきたいグッズをまとめました。
- ドッグウェア(服)2〜3枚: 季節を問わず必要。秋口から春まで使います
- ソフトクッション・犬用ベッド: 骨と皮が薄いため、硬い床での長時間休息は体に負担がかかります
- ダブルDリング付きハーネス: 引っ張り力が強いので、首輪より体全体で受け止めるハーネスが安心です
- 6フィート以上のロングリード: 公園での軽い引き運動に。ただしノーリードは安全な囲いのある場所のみ
ハーネスとカラーどちらを選ぶべきか迷っている方は、こちらの比較記事を参考にしてください。
ウィペットのような引っ張り傾向がある犬種は、とくにハーネスの選び方が大切です。






ウィペットについてよくある質問
お問い合わせでよく届く質問をまとめました。
ウィペットは初心者でも飼えますか?
運動管理と防寒対策をしっかり守れる環境なら、初心者でも十分に飼えると言われています。吠え癖が少なく穏やかな性格なので、他の大型犬種と比べると扱いやすい面もあります。ただし分離不安になりやすいので、留守番時間が長い生活スタイルには注意が必要です。
ウィペットは1日どのくらい運動が必要ですか?
1日合計で45〜60分程度の運動が目安と言われています。ただし「ゆっくり歩く散歩」だけでは物足りないことも。週に1〜2回はフェンス付きのドッグランなどで思い切り走らせてあげると、家でのストレスが格段に減ります。
抜け毛は多いですか?お手入れは大変ですか?
短毛で抜け毛は少なめの犬種です。週1〜2回のブラッシングで十分なことが多く、トリミング(カット)も基本的に必要ありません。ただし皮膚が薄いため、ブラッシングは柔らかいタイプのブラシを使うと安心です。
ウィペットはマンションで飼えますか?
室内では穏やかで吠え声も少ないため、マンションとの相性は比較的良好です。ただし運動不足は精神的なストレスに直結するので、毎日の散歩と定期的な全力運動の機会は必ず確保してください。
ウィペットの値段はどのくらいですか?
日本国内のブリーダーからお迎えする場合、おおよそ20〜40万円前後が相場と言われています。希少な毛色や血統によっては上下することがあります。保護団体経由でお迎えできる場合もあるので、幅広く探してみることをおすすめします。
まとめ——ウィペットは「外は爆速、家は甘えん坊」の最高な矛盾


ウィペットは、見た目の繊細さと内側のスピード、そして家での甘えん坊ぶりが共存する、とても面白い犬種です。
抜け毛が少なく、吠え声も控えめ。
室内では驚くほど穏やか。
それでいて、走らせたときの美しさと迫力はため息が出るほどです。
一方で、寒さへの弱さ・麻酔感受性・分離不安のリスクなど、知っておかないと困ることも確かにあります。
でも、それをひっくるめて「この犬と暮らしたい」と思えるなら、きっと最高のパートナーになってくれます。
「外では風のように、家では膝の上に」——そんな暮らしに憧れる方には、ウィペットを強くおすすめしたいです。
同じサイトハウンド系の犬種が気になる方は、スルーギの性格・飼い方ガイドもぜひ読んでみてください。
また、共働き家庭でのウィペットとの暮らし方については、こちらの記事も参考になります。









