ウィペットの性格・飼い方完全ガイド|甘えん坊の実態

ウィペットの性格・飼い方完全ガイド|甘えん坊の実態
シグラド合同会社

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掲載している記事は、公開前に運営チームによる事実確認・編集を経たうえで公開しています。犬種・猫種図鑑からお出かけ情報、グッズ選びまで、愛犬・愛猫との暮らしに役立つ情報をできるだけ具体的にお届けすることを大切にしています。

目次

時速60kmで走る犬が、家ではソファ専有マシンになる件

時速60kmで走る犬が、家ではソファ専有マシンになる件

ウィペットを初めて見た人の第一印象は、たいてい「細すぎない?大丈夫?」です。

肋骨が透けて見えそうなほどスリムな体、大きな目、薄い短毛。

どこからどう見ても繊細な芸術品のような犬です。

ところが、走らせてみると話が変わります。

最高時速は約60km。

中型犬でありながら、サイトハウンド(視覚で獲物を追う猟犬)としてはグレイハウンドに次ぐスピードを誇ると言われています。

そしてさらに意外なのが、家に帰ってきた瞬間。

ウィペットはソファに倒れ込み、飼い主にぴったりくっついて、そのまま数時間でも動きません。

「外では爆走、家では甘えん坊の毛布」——これがウィペットの、正直なリアルです。
時速60kmって、原付バイクと同じくらいですよね…?
そうなんです。しかも「走るぞ」というスイッチが入ると止めるのが難しい。リード管理はとくに重要な犬種だと感じています。

ウィペットの基本スペックをひと目でチェック

ウィペットの基本スペック

体高の目安
47〜55cm
体重の目安
12〜18kg
抜け毛の量
少なめ
お手入れ頻度
週1〜2

お迎え前に確認しておきたい基本情報を、まずまとめました。

ウィペットの「本当の性格」——甘えん坊とスピードの二面性

ウィペットの「本当の性格」——甘えん坊とスピードの二面性

ウィペットの性格を一言で言うなら、「オフの切り替えが天才的な犬」です。

屋外では本能が全開になる瞬間があります。

動くものを目で追って、全力疾走するスイッチが入ることも。

でも家に帰れば、驚くほど穏やかです。

飼い主へのべったり度はかなり高く、SNSでもウィペット飼いさんから「気づいたら膝の上に乗ってた」「ソファを9割占領されている」という声をよく見かけます。

吠え癖は比較的少なく、番犬としての気質は薄め。

見知らぬ人にはシャイで慎重な面が出ることも多いそうです。

攻撃性はほぼなく、子どもや他の犬とも比較的穏やかに接する傾向があります。

ただし、猫や小動物に対しては猟犬本能が出ることがあるので、多頭飼いの際は慎重に慣らすことが大切です。

吠え癖が少ないなら、マンション向きでもあるんでしょうか?
吠え声という点ではマンション向きと言えますが、運動不足のストレスが出やすい犬種なので、運動環境の確保はセットで考えてほしいです。

見た目の特徴——あのシルエットはどこから来ているのか

ウィペットの主な毛色バリエーション(目安)

ブリンドル(縞模様) 1種類
フォーン(淡茶色) 1種類
ブルー 1種類
ブラック 1種類
ホワイト 1種類
クリーム・レッド系 1種類

合計 目安 6種類

ウィペットのシルエットを構成するのは、いくつかの独特なパーツです。

  • アーチを描く背中ライン: 腰のあたりが緩やかに盛り上がり、横から見ると美しい曲線を描きます
  • ローズイヤー(バラ耳): 耳の先端が後ろ外側に折れた独特の形。薄くて繊細な耳です
  • ディープチェスト: 胸が深く、肋骨が発達。心肺機能の高さを支える構造です
  • 細くしなやかな四肢: 皮下脂肪が少なく、筋肉の動きが外から見えるほど

毛色のバリエーションは豊富で、以下のように多彩です。

毛色の多さはウィペットの大きな魅力のひとつ。ブリンドル(縞模様)のウィペットは特に写真映えするので、SNSでもよく見かけます。
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ウィペットvsサルーキ——似ているようで全然違う

ウィペット

  • 中型(体重12〜18kg)
  • 抜け毛少なめ・短毛
  • 家では超甘えん坊
  • 比較的しつけやすい
  • 吠え癖は少なめ

サルーキ

  • 中〜大型(体重14〜25kg)
  • 長毛・絹のような被毛
  • 独立心が強く気まぐれ
  • 頑固でしつけに根気が必要
  • 静かで表情が読みにくい

「ウィペットとサルーキって何が違うの?」という声は意外と多いです。

どちらも細身でスラリとしたサイトハウンド系ですが、特性はかなり異なります。

見た目が似ているのに、性格はかなり違うんですね。
同じサイトハウンドでも、ウィペットの方が飼い主への密着度が高く、初めてのハウンド系としてはウィペットの方が親しみやすいと感じます。サルーキの性格や飼い方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

知っておかないと後悔する、ウィペット飼育の注意点

知っておかないと後悔する、ウィペット飼育の注意点

ウィペットは比較的飼いやすい部類ですが、見落としやすい落とし穴がいくつかあります。

注意点詳しく
寒さに極端に弱い皮下脂肪がほぼなく、体温保持が苦手。冬は犬用の服(ドッグウェア)が実質必須です
脱走・衝動的な追いかけが危険動くものへの反応が速く、リードなしの公園では瞬時に視界から消えることも。フェンス付きの場所での運動を推奨します
皮膚が薄く傷つきやすい短毛で皮膚を守る毛が少ないため、擦り傷や切り傷ができやすいです。遊び場の地面環境に注意を
分離不安になりやすい傾向飼い主べったりな性格の裏返しで、長時間の留守番が苦手な子が多いと言われています
麻酔への感受性が高いサイトハウンド系全般に言えることですが、脂肪が少なく麻酔の代謝が通常と異なることがあります。手術・処置の際は必ず事前に獣医師に犬種を伝えてください
とくに「麻酔感受性」については、かかりつけの動物病院に事前に伝えておくことが本当に大切です。見落とすと取り返しのつかないことになるので、ここは絶対に頭に入れておいてほしいです。
ウィペットの服は「オシャレ」だけではなく「防寒の必需品」です。冬のお散歩前に着せてあげるのが当たり前、という認識でいてください。

ウィペット飼い主さんの声

一般的な傾向をもとに構成した声です。

実際の飼い主さんたちから聞こえてくるリアルな感想を集めました。

🧑‍💼
ウィペットを3年飼っている飼い主

外では走る走る、家では膝から離れない。この二面性が面白くて、もう1頭ほしくなってます。

👩
お迎えして1年目の飼い主

冬の寒さ対策は想像以上でした。服を3枚用意したのに、全部すぐ必要になって。皮下脂肪がない犬種ってこういうことか、と実感しています。

👨‍🦱
ウィペットとシニア犬を多頭飼い中

走りたい衝動が強いので、ドッグランで思い切り走らせてあげると、帰宅後はぐっすり。メリハリのある生活が大事だと思います。

※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。

ウィペットが「合う人」と「合いにくい人」を正直に

ウィペットが「合う人」と「合いにくい人」を正直に

編集部として正直に言うと、ウィペットは「なんとなく可愛いから」という理由だけでお迎えするには、少し準備が必要な犬種だと思っています。

向いている人・環境向いていない人・環境
毎日30〜60分の運動時間を確保できる毎日の運動時間が取りにくい
犬と一緒にいる時間が長い1日8時間以上の留守番が常態化している
冬の防寒グッズに投資できる「犬に服は着せない主義」
フェンス付きドッグランが近くにある安全に走らせられる場所の確保が難しい
ソファをある程度シェアできる犬をソファに上げたくない

逆に、マンション住まいでも運動時間さえ確保できれば十分に暮らせると言われています。

吠え声が少なく、室内では穏やかなので、集合住宅との相性は悪くありません。

マンションで飼いやすい犬種についてはこちらの記事でまとめています

ウィペットと他の犬種を比べながら検討する際の参考にどうぞ。

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お迎え前に準備したいグッズと、最初の3ヶ月の過ごし方

ウィペットお迎えまでの流れ

1

STEP1 ブリーダー・保護団体を探す

信頼できるブリーダーや保護団体に問い合わせ。見学で親犬の性格も確認する

2

STEP2 環境・グッズを準備

服・ベッド・ハーネス・フードを事前に用意。寒さ対策は季節を問わず念頭に

3

STEP3 慣らし期間(最初の2週間)

新しい環境に緊張しているので、静かに見守る。無理に触らず距離感を大切に

4

STEP4 運動ルーティンを作る

朝夕30分ずつの散歩を習慣化。週1〜2回はドッグランで思い切り走らせると安定する

ウィペットを迎える前に、最低限これだけは揃えておきたいグッズをまとめました。

  • ドッグウェア(服)2〜3枚: 季節を問わず必要。秋口から春まで使います
  • ソフトクッション・犬用ベッド: 骨と皮が薄いため、硬い床での長時間休息は体に負担がかかります
  • ダブルDリング付きハーネス: 引っ張り力が強いので、首輪より体全体で受け止めるハーネスが安心です
  • 6フィート以上のロングリード: 公園での軽い引き運動に。ただしノーリードは安全な囲いのある場所のみ

ハーネスとカラーどちらを選ぶべきか迷っている方は、こちらの比較記事を参考にしてください

ウィペットのような引っ張り傾向がある犬種は、とくにハーネスの選び方が大切です。

留守番が長い日はどうしたらいいんでしょう…?
分離不安が出やすい犬種なので、一人の時間に慣れる練習を子犬期からすることが大切だと思います。共働き家庭での犬の留守番については別記事でも詳しく触れています。

ウィペットについてよくある質問

お問い合わせでよく届く質問をまとめました。

Q

ウィペットは初心者でも飼えますか?

A

運動管理と防寒対策をしっかり守れる環境なら、初心者でも十分に飼えると言われています。吠え癖が少なく穏やかな性格なので、他の大型犬種と比べると扱いやすい面もあります。ただし分離不安になりやすいので、留守番時間が長い生活スタイルには注意が必要です。

Q

ウィペットは1日どのくらい運動が必要ですか?

A

1日合計で45〜60分程度の運動が目安と言われています。ただし「ゆっくり歩く散歩」だけでは物足りないことも。週に1〜2回はフェンス付きのドッグランなどで思い切り走らせてあげると、家でのストレスが格段に減ります。

Q

抜け毛は多いですか?お手入れは大変ですか?

A

短毛で抜け毛は少なめの犬種です。週1〜2回のブラッシングで十分なことが多く、トリミング(カット)も基本的に必要ありません。ただし皮膚が薄いため、ブラッシングは柔らかいタイプのブラシを使うと安心です。

Q

ウィペットはマンションで飼えますか?

A

室内では穏やかで吠え声も少ないため、マンションとの相性は比較的良好です。ただし運動不足は精神的なストレスに直結するので、毎日の散歩と定期的な全力運動の機会は必ず確保してください。

Q

ウィペットの値段はどのくらいですか?

A

日本国内のブリーダーからお迎えする場合、おおよそ20〜40万円前後が相場と言われています。希少な毛色や血統によっては上下することがあります。保護団体経由でお迎えできる場合もあるので、幅広く探してみることをおすすめします。

まとめ——ウィペットは「外は爆速、家は甘えん坊」の最高な矛盾

まとめ——ウィペットは「外は爆速、家は甘えん坊」の最高な矛盾

ウィペットは、見た目の繊細さと内側のスピード、そして家での甘えん坊ぶりが共存する、とても面白い犬種です。

抜け毛が少なく、吠え声も控えめ

室内では驚くほど穏やか。

それでいて、走らせたときの美しさと迫力はため息が出るほどです。

一方で、寒さへの弱さ・麻酔感受性・分離不安のリスクなど、知っておかないと困ることも確かにあります。

でも、それをひっくるめて「この犬と暮らしたい」と思えるなら、きっと最高のパートナーになってくれます。

「外では風のように、家では膝の上に」——そんな暮らしに憧れる方には、ウィペットを強くおすすめしたいです。

同じサイトハウンド系の犬種が気になる方は、スルーギの性格・飼い方ガイドもぜひ読んでみてください。

また、共働き家庭でのウィペットとの暮らし方については、こちらの記事も参考になります。

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